Renewable energy
再生可能エネルギー部門
太陽光発電、地熱・バイナリー発電を中心とした地球環境を重視し、日本国内に豊富に存在する資源を活かした再生可能エネルギーは、今度最も有力な電力源です。再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しない優れたエネルギーです。技術、製品をはじめとするあらゆる事業活動を通じて、新エネルギー産業の現状と未来を伝えます。
太陽光発電事業
太陽光発電システムとは、太陽の光という「光エネルギー」をまったく別の「電気エネルギー」という別のエネルギーに変換するという発電システムです。 太陽光という地球にほぼ無尽蔵に降り注ぐエネルギーを利便性の高い「電気」というエネルギーに変換するということ、また発電に際して火力発電などのように化石燃料を燃焼させCo2(二酸化炭素)を発生させないクリーンさが魅力です。 また、設置場所を選ばない利便性を持ちながら、メンテナンスが比較的に容易であり、原子力発電に代わる新エネルギーの代表格でもあります。
地熱・バイナリー発電事業
地熱発電とは、地下に存在する熱エネルギーを利用して発電するものです。地球は、地中深くなるにつれて温度が上がり、一般に深さ30~50kmで1千度程度と考えられています。いわばひとつの大きな熱の貯蔵庫といえます。しかし、この熱源はあまりにも深部に存在するため、現在の技術でこれをエネルギー資源として利用することはまず不可能です。ただ、火山や天然の噴気孔、温泉、変質岩などがある、いわゆる地熱地帯と呼ばれる地域では、深さ数kmの比較的浅いところに1千度前後のマグマ溜りがあります。そして地中に浸透した雨水などがマグマ溜りによって加熱されて、地熱貯留層を形成することがあります。このような地点に貯えられた熱を直接、エネルギー源として利用するのが地熱発電なのです。
地熱を利用した発電方式の1つであり、地下からの蒸気と熱水という2つ(バイナリー)の熱サイクルで低沸点の媒体を気化させ、その蒸気でタービンを回して発電しています。
沸点の低い媒体を用いることで、低温の蒸気や熱水も媒体の加熱源として活用できます。蒸気と熱水を併用するため発電効率が高く、環境に優しいことも特徴です。
また、近年は温泉水で発電する小型の発電設備に注目が集まり、導入を検討する温泉地も増えております。
各種コンサルティング
金融機関との資金調達交渉から事業計画書作成から各再生可能エネルギー施設の各種プランニングや新たな発電事業実施に向けて、発電所の企画開発から施工、電力売却のサポートや既存の施設、住宅を問わず民間企業、行政機関等のお客様が抱えている経営課題や政策課題に対し具体的な解決方法をご提示するとともに、お客様が保有する施設や技術等についての事業性評価、戦略・事業構想立案を行うなど、価値の最大化を目指した具体的な提案を行います。 特に民間企業のお客様に対しては、多様な調査手法や高度な分析技術を活かし適確な現状把握およびニーズ把握を行い、最適な人材戦略、マーケティング戦略等のソリューションをご提供します。 トータルなコンサルティングを行いながら、環境にやさしい電源開発の推進を支援し続けて参ります。